2007年8月4日「秦野の友人宅へ遊びに国道246号を往復」より抜粋

 少し飽きてきた頃、鶴巻温泉の看板が見えたので、もうすぐと喜び勇んだのですが、この後が大変でした。
 新善波トンネルの写真を撮るつもりでいたので、そこまでずっと漕いで行こうと:決めていました。
 ずっと上り坂。車道は登坂車線もあるほど。
 2.5km、ずっとずーっと上り坂!
 時速8〜11kmの速度が、後半は7km/h前後になっていきます。
 辛いときはこの先のいいことを考えよう。帰りはここを下りてくるのだからきっと楽しいよ。
 ・・・・
 それにしても長いよ〜。いくら楽観的な私も、この影ひとつない暑さの中ではねー。
 なんてったって、私には熱中症のトラウマがありますから。
 風のあるのがせめてもの救いか。
 筋力的には頑張れる自信はあるけれど、いつ突然意識を失うか怖くて、休憩しようかなーと思ったそのとき、ラブホテルの看板が見えたので、もう少しだ、頑張ろうと、ゆっくり上りました。
 いや、そんな意味(どんな意味さ?)じゃなくて、新善波トンネルの手前で横道に出ると、ラブホテルが立ち並んでいると、あらかじめインターネットで読んでいたからです。
 だから、看板を見つけて、もうすぐトンネルだと思ったわけです。

 トンネル手前にたどり着きました。心拍数はかなり上がっており、写真を撮り腰掛けて休憩しました。