ノールっちゃいました? |
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好んで坂を選んで自転車で上ること、わざわざしんどいコースを選ぶことを「ノールる」と言います(笑)。「ノール症」あるいは「ノール症候群」とも申しましょうか。
行き先を決めるときは、見頃の花や景色を見に行くのが主な目的だったはずなのに、気が付いたら、見るべき景色はなくてもいい、坂道にチャレンジしてみたい、という気持ちで出かけることが、最近少なくないような・・・。
どこへ行こうかな?紅葉は終わってるし、どこへ何を見に行こうか。行ったことのない弘法山に行ってみようか。弘法山公園は、桜の時期と紅葉の時期がいいらしいからその頃行くつもりでいたけれど、あの展望台からの景色も楽しみかもしれない。
結構上り坂があるらしいよ。・・・・坂を上りに行っちゃいましょうかあ。
お、湘南平もそこからそんなに遠くないんじゃない?ママチャリ最後のロングライドで行った湘南平。途中で足を着いてしまった湘南平の上り坂。ついでにその時のリベンジに行っちゃう?
一日に登坂2箇所?行けるんじゃない?今の私なら。
坂を上るのが目的でサイクリングに出かけるなんて、完全にノールっちゃってませんか? |
「ノールる」の語源となったノールさんのブログはこちらです。 |
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境川は朝陽を浴びて |
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今日は暖かいけれど、走ると寒いかも。ということで、アームウォーマーをしてからタートルネックのトレーナーを着て袖なしジャケットを着ました。
朝は、それで正解。アームウォーマーの届かない肩だけちょっと寒いけど、走っているうちに体は温かくなるでしょう。
最初の予定は湘南平と弘法山だったのですが、昨日大掃除したら、りんごの入ったダンボールが邪魔だったので、大船の実家にりんごを持っていくことにしました。
8個で2.8kgのりんごを前カゴに入れて。
大船に寄って、湘南平と弘法山は時間がかかると思い、ならば朝早く出発しよう、早いついでに江ノ島で日の出が見れたらいいな、なんて思っていましたが、昨夜は寝るのが夜1時半を過ぎてしまったため、朝4時にセットしたアラームで目覚めることはありませんでした。
6時ごろ起きたときには、日の出は諦めてます。
境川を走っているときは、風の抵抗は感じないのに巡航速度は25km/hくらいしか出ません。風が強いのか、体調よろしくないのか?
でも、朝陽がまぶしいけど柔らかい日差しで気持ちがいい。
今日の体調は、左目がコンタクトレンズを入れてからゴロゴロして調子悪い。ゴロちゃん(て誰?)が目の中に入っているみたいに(どんなんや?)、異物感が抜けません。でも、コンタクトしないとサングラスできないし、サングラスしないとまぶしいから、一日中そのままコンタクトをはめていました。
体の感じは・・・良くも悪くもない感じですが、今日もロングライド、無理せずゆっくり行きましょう。
実家のそばの、JRの線路を越える陸橋。今まで嫌いだったのに、今日改めて見たら、勾配も距離も大したことなく、立ち漕ぎでチョチョイのチョイと越えてしまいました。
実家には9時過ぎに到着。暑い、暑い。今日は暑い。
ここまでの 走行時間:1:07:59 平均速度20.5km/h 走行距離:23.24km 最高速度:35.5km/h
コーヒー飲んで約30分後再出発したときは、とても暖かく、風がかなり強く吹いていました。
このあと、今日も強風に苦しめられます。 |
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見たいのは富士山 |
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先に大船に寄ることにしたので、ルートは、大船から腰越海岸に出て、海沿いを走って花水川まで行きましょう。
家を出るときは、マンションから富士山の頭がくっきりきれいに見えていたから、湘南海岸を走ればきれいな富士山を見られるかもと思ったので、そう決めたのですが、海岸は風が強すぎて前進しにくく、砂が痛いし、顔中砂だらけになってダメです。
富士山が見えるまでは、としばらく辛抱したのですが、結局防風林を挟んだR134に避難して走りました。ちがさきサザンビーチの烏帽子岩だけ、ご挨拶代わりに撮影。
ならば、湘南平から・・・湘南平のレストランの壁に貼られている写真によると、テレビ塔より左手に富士山が見えるはずなのですが・・・今日はダメ。
弘法山の展望台は?・・弘法山公園に着いたときは曇ってきていて、雲の無いところは晴れて明るいのに、黒くて厚い雲がたれこめてきてやっぱりだめ。
天気はとてもいいのに、厚い雲が邪魔して富士山が見えませ〜ん。
なんだか、私が出かけるとき、なかなかベストな富士山を見ることができないような気がします。
なんでぇぇぇぇ?
また来いってかぁぁぁぁl?
富士山を満足に見られるまで、何度でも来いってかぁぁぁぁ?
帰宅後、ダーリンに「天気はとてもいいのに雲が邪魔して全然富士山が見えなかった。」と話したら「いつもの行いが悪いからだ。俺を置き去りにして遊んでばかりいるからだ。」とダーリンらしい返答でした(笑)。
R134の路肩が濡れていましたが、凍結していたのが解けたあとでしょうか?朝早く来ていたらここを走るのは滑って危なかったかもしれません。 |
湘南海岸 |
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湘南平 |
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花水川橋に来た所で、チャリナビを点けて湘南平を目指します。
高麗大橋まで来ました。
前回ママチャリで来たとき(2008年9月3日のレポート参照)も、昼頃ここに着き、おなかを空かせていたっけ。
今日は前回より少し早い11時過ぎ。まだ空腹感はありません。
しばらく緩い坂を上り、湘南平の看板のある上万田からいよいよ本格的な上り坂に入ります。
立ち漕ぎメインです。立ち漕ぎが疲れたら座って漕いで、腿がキツくなったらまた立って。
今日の湘南平はリベンジのため。直線の上り坂の記憶が強かったせいか、直線の坂道に着くまでの道が思いのほか長かった。風も強いし。それにしても暑い!脱ぎたいくらいに暑い!でも、脱ぐ手間が面倒だしここで止まりたくない。今日はたち漕ぎを多用。直線に入ると、木の陰で風は弱まりましたが、やはりきつい!でも、直線なので先は見えている。いけそうだ、絶対いってみせる。ジグザグ走行だってしません。
と、前カゴからカメラが落ちてしまいました(悲)。や〜ん、折角イケそうだったのにぃ。やむなくストップ。でも、カメラを拾ったら急に気持ち悪くなって吐き気と軽いめまい。もしかして無理していたら、本当にイッチャッてたのかもしれません。カメラカバーのヒモをカメラが落ちないようにハンドルに引っ掛けてあったはずなのにカメラが落ちたのは、無理するなと言う神様の思し召しかも。
しばらく動悸息切れがおさまるまで、立ったまま休憩。足は着いちゃったけど、押し歩きとジグザグ走行だけはするまい。
私が休んでいるとき、後から来たローディさんが苦しそうに、それでも頑張って上りながら、私の横を過ぎて行きました。
まるで、私がギブアップしてそこに立ってるみたいじゃん。悔しい。でも、やっぱり苦しかったのは事実。
気分が治ってからその場からまた乗ったら、そんなに辛くない。へ〜え、ちょっと休んだだけでこんなに快復しちゃいました。そして、立ち漕ぎしたり座ったまま漕いだりしながら頂上まで上り通しました。イエ〜イ(^_^)v
やっぱり、ママチャリとクロスバイク、こんなに違う(また比べちゃって、ママチャリごめん)。ジグザグ走行なしで行けたもん。それに後半はそんなに辛くなかった。
立ち漕ぎのあの感覚が好きです。重心をハンドルより肩が前に出るくらいに前寄りにして、自分の体重と足の力でペダルをグィッ、グィッて押す感じ。よく自転車を左右に振りながらダンシングする人を見るけど、私は極力振りません。左右へ逃げる力を抑えて前へ前へと進むイメージです。ペダルの上で一瞬静止した瞬間に足と息を休める感じで、ハンドルをつかむ腕に体重を載せて腕も働かせます。漕ぎながらも腕に体重を乗せると足が少しは楽になります。
最近は、立ち漕ぎが楽しくて仕方ありません。
11:49 湘南平到着
ここまでの
走行時間:2:57:38 平均速度18.0km/h 走行距離:53.22km 最高速度:35.5km/h
暑くて、ジャケットを脱ぎました。
風が強くてひとり記念撮影ができません。ゴリラポッドが風ですぐ倒れてしまいます。通りかかったハイキンググループのおじさんが撮ってくれました。
展望台に上がる前に食事をしよう。
レストランに入ると昼時なのにお客は0でした。あとからママチャリの男性がひとり来ましたけど。
ランチタイムだけど、ちゃんとした食事をするような食欲がありません。この前来た時はおはぎを食べたけど、今日はなんだか胸焼けしそう。コーヒーと大好きなモンブランをオーダーしました。
食べ終わってから、やっぱりちゃんと食べれば良かったと思いました。何かしょっぱいものが食べたくなったのです。てんぷらそばにすれば良かった。もう入んないや。 |
湘南平
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湘南平から弘法山公園へ |
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湘南平の坂を下りるとき、ママチャリに乗っているおじさんを抜きました。さっきのレストランにいたもうひとりの客です。このおじさんもママチャリストだったのか。
車の少ない走りやすい道をずっと進み、金目川にかかる吾妻橋の手前から車が混んでいましたが、吾妻橋を左折すると62号。車少なし。
でもぉぉぉ、風が強いよ〜。
結構腿にくるなあ。
と、なんだか見たことある景色。東海大の前でした。大学時代、バスケの試合をしにここまで来たことがあります。確か、小田急線の大根(「おおね」だけど「だいこん」と呼んでいました。)という駅からバスで結構遠かったような記憶があります。遠くて田舎だと思いました。懐かしいなあ。
大根駅は、現在は東海大学前駅に改称されているそうです。
向かい風に押されながら走り続け、峰ノ下の次の信号で右手の道に入ります。
そして・・・ |
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弘法山公園 |
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なんじゃぁ、この坂!?
ピップエレキバンを貼ったような、すべり止めの丸い模様の道。
ノールさんが好きそうな道です。
途中道に迷い、畑仕事中のご夫婦に道を尋ねて、言われる方向を見た先は・・・かなりの勾配の上り坂。
道を尋ねるときだけ足を着いたけど、あとはずっと頑張りました。立ち漕ぎしたり座ったり。立ち漕ぎするときは、2番目に軽いギアに。あんまり軽すぎると足が忙しい。
ハンドルとペダルに重心をかけ、自分の全体重をペダルに乗せるようにして漕ぐと、あの気持ちがいいようなペダルの抵抗で、坂を上るのが楽しい。
丁字路にぶつかるまで漕ぎ続けました。
丁字路。ハァハァハァ。振り返れば、すごい道上ってきたなあ。
この先、丸い模様はなくなったけど、まだ上り坂が続きます。その道のカーブを曲がった所で、えーっ、まだあんなに坂が?と思ったら、また脳に酸素がいかなくなっちゃいそうなので、無理はやめました。
しばし立ったまま休憩。
なんで、同じ日に湘南平と弘法山に来ちゃったんだろう、完全にノールっちゃったなあ、と少し後悔の気持ちがよぎります。
でも、チャリナビを見ると、頂上まであと少し。
頑張ろう!!
なんだ、見た目ほどしんどくない。
13:59 弘法山公園の駐車場に着きました。 ここまでの
走行時間:3:49:06 平均速度17.5km/h 走行距離:66.79km 最高速度:35.5km/h
展望台に昇りたい。どっちだろう?自転車で行けるのかな?
確か、akiさんのレポートでは、自転車で展望台のすぐそばまで行っていたはず。
でも、私が見つけた道は、登山道。一旦自転車を押して行きましたが、違うわこの道。道を探して坂を上ったり下りたりするのがもういやなので、自転車を置いて歩いて上まで登ることにしました。
展望台です。
あれぇ?くもってきちゃいましたぁ。風もまたすごく強い。ピューピュー音を立てて吹いています。
とりあえず展望台に登って、写真は撮ったけど、大した景色じゃなかったなあ、今日は。 |
弘法山公園 |
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帰り道 |
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駐車場に戻り、現在地を開始地、自宅を目的地にセットしました。
帰りはチャリナビに従って行きましょう。
やはり国道246号を示しています。
R246に出るまでの道、気持ちいい下り坂でしたが、弘法山に登るには、きょう私が通ってきた道よりR246側から上がって行った方がずっと楽だろうと思います。
R246に出たら、しばらくは何も考えずにずっと道をを突き進みます。
アップダウンは多いけど、今日はもっとアップダウンで遊びましょ。
上草柳でR246を抜けるつもりでいたのに、勢い余って直進しちゃいました。
立ち漕ぎ、思いっきり楽しみましたが・・・
R246のアップダウンはもういい。疲れた。東栗原4丁目で左折します。
16:33 つきみ野サティ到着。
日は暮れかかっているけど、明るいうちにつきみ野に着いたのは嬉しい。
でも買い物を終えて外に出たときはもう暗かったです。 |
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久し振りにビールが美味しい! |
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最近は、あまりビールが飲めなくなってきました。
でも、今日のハードサイクリングの後は、久し振りに美味しくビールが飲めそうです。
今日は入浴前に550ml1本。
お風呂に入って砂で汚れた顔と体を洗ってタブにゆっくり浸かったあとは、たくさんの基礎化粧水をつけて、さっぱり気持ちよくなったところで、またビール550ml。
M−1グランプリ見て、お片付けして・・・お休みなさい。
そういえば・・・
最高速度50.5km/h・・・時速50kmオーバーなんて初めてです。どこで出たんだろう? |
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