天気で決める |
|
先週は二日酔いやらなんやらでサイクリングできなかったし、来週の土曜日はまた仕事で夜は飲み会。土曜日一日留守にするから、日曜日は家に居ようと思うので、今日は是非サイクリングに出かけたいと思っていました。
でも、前日の予報では雨の気配。どうかなあ。雨だったら中止。行くか行かないか。朝から降っていたら行かない。朝降っていなければ、降りそうでも出かけちゃおう。
行くのは京王百草園。
ノールさんの好きな坂のそばにある京王百草園。
その坂、激坂。RYUさんも上りきったらおごってくれる、て言ったけど、もう会うこともないのによう言うわ。会わないと思って言うたんか?それとも、どうせ上れないと思って言うたんか?
百草園まで片道約20km。もっと走りたい。近所の高幡不動尊を調べたら、立派な五重の塔があります。土方歳三のゆかりの寺でもあるらしい。興味深いので行ってみましょう。
サイクリングを始めて間もない頃、ブログでよく見た尾根幹道路。
とてもきれいな道で、自転車で走ると気持ち良さそうだと思っていました。
それがどこだかよくわからないまま、時は過ぎました。
最近、くるたまのパパさんのブログやどこかのブログで尾根幹の文字を見て、思い出しました。
ということで、百草園に行った後、高幡不動に行って、唐木駅から南多摩駅まで尾根幹道路を走って来ようと決めました。
百草園の梅の花は残っているでしょうか?今週の雨で散ってはいないでしょうか?
梅がダメでも、SAKABAKAの好きな坂でも見て来ましょうか?
朝。
曇っているだけで、雨は降っていませんでした。
4時間しか寝ていないけど、出かけることにします。
外に出たら、ポツッと感じたけど、もう完全に行くモード。今更引き返せません。
ちょっと寒いけど、走れば体が温まると思ってネックウォーマーをせずに出発しましたが、やはり風の冷たさに耐えられなくなって、スタートして350mくらいの所でネックウォーマーを着けました。 |
|
|
|
百草園までの道のり |
|
鶴間橋際に出て境川に入ります。
なんとなくペダルが重い。風もないのに。
2週間乗ってないからでしょうか?今週体調が良くなかったけど、まだ治っていないのでしょうか?
急ぐ旅でもなし、ゆっくり行きましょうか。
町田で少し道を間違えながら、途中GPSの電池も切れそうになったので交換し、三塚の交差点に道を間違えて無駄足を踏みながら行き着き、やっと軌道に乗りました。
旭町で右折して鎌倉街道に入ります。あとはずーっと道なりで乞田(KOTTA)まで。
鎌倉街道は何度か走ったことがあります。
途中、緩やかだけど長い坂道が繰り返します。私の嫌いなタイプの道です。
ある信号で止まった9時35分、暑くなったのでネックウォーマーを取りました。
別所あたりだったでしょうか?なんとなく胃が気持ち悪い。朝食べたものがまだ消化していないような不快感。 |
|
|
|
今日のチャリナビはお利巧さん |
|
乞田に近付いたところでナビを点けました。
どうやら駅の方からの激坂には行かないようです。
時々行き過ぎては戻りながら進んでいきます。
百草通りという標識でその道に入りました。だんだん上り坂になっています。
やっぱりこっちの坂にも急な坂はある?結構きついよ、こっち側も。
それでも、私が足を着かずに上れるくらいだから、SAKABAKAさん達が言っている激坂ではないでしょう。
上り切って、はぁはぁ言いながら、百草園の入口に着きました。
門の前にはガードマンがふたり居ます。自転車は公園に置くように誘導してくれました。
門の先と、門の右手に下りる坂道があります。どちらもかなり急です。これかな、SAKABAKAさん達が言う激坂は。
良かった、来た道がこの坂じゃなくて。
今日のチャリナビはナイスナビでした。
百草園で梅を見たあとは、高幡不動尊に向かうのですが、ナビによると、どうやら激坂を下りていくようです。
下りなら大丈夫。どれだけの坂なのか見て行きましょう。20%以上の激坂なんて、無理して上る気ありませんから、下りながら見るだけですよ〜。・・・多分。 |
|
|
|
京王百草園 |
|
10:22 百草園到着
百草園の梅は、枯れているものもありましたが、遠目にはまだ十分楽しめるほど咲いていました。
結構観光客がいます。天気悪いのに。
百草園から見晴らしいい場所があったので、そこのベンチにすわってホット缶コーヒーを飲みました。
お焼きやら、私の好きなおまんじゅうとか売ってるけど、食欲ありません。
上にも道があって散歩できそうですが、時間がないので、下だけ一回りしてここを出ます。
そして、門を出て、激坂へ。え?いいえ、下りるだけですよ。上るわけ無いじゃん。ホントに?
それは、右の百草園まつりをクリックしてのお楽しみ。
そういえば、MTB(だったと思う)の若い男性は、激坂のだいぶ下からずっと自転車を押して上っていました。 |
百草園まつり |
|
|
高幡不動尊 |
|
激坂を下りて少し行ってつきあたる道が川崎街道。つきあたりを左折して川崎街道を走ります。
ずっと平坦で楽な道。広くないけど結構走りやすかったです。
11:10 高幡不動尊到着
境内に入ってすぐの所でお土産を売っています。今日のお土産はここで買って行きましょう。
境内をひとまわりして、おせんべいと大福を買いました。
 |
ねぎ味噌せんべいは、会社へお土産。
にんにくせんべいは、うちでビールのつまみに。
ほかにごぼうせんべい、枝豆せんべいも売っていました。 |
 |
隣に置いてあった薄皮まんじゅうの方が私は好きなのですが、お店のおばちゃんが、今日作った限定大福だと勧めるので、大福を買いました。 |
おせんべいを買ったお店のおじさんにどこから来たの?と聞かれたので答えたら、「神奈川県から来たの!?」と驚かれ、驚かれたら調子に乗る私ですが、サイコンをポケットから出して「でも、まだ25kmしか走ってないから近いですよ。」と。
その会話を聞いていた、大福を買った隣のお店のおばちゃんが、つきみ野なら横浜に近いでしょ、私も日野に嫁に来て50年だけどその前は横浜に住んでいたんだよ、と。
私は生まれてから50年です。と呼応しました。
「横浜の元町に住んでいたんだよ。」
「その頃元町に住んでいらしたなら、ハイカラなお嬢さんだったんですね。」(このホメ上手)
そんな軽口を楽しんで、高幡不動尊を後にしました。 |
高幡不動尊 |
|
|
尾根幹〜帰り道 |
|
仕事が忙しく、編集に間が空いたら、何を思ったのかもうほぼ忘れたし続きを書くのが面倒になりましたので、以下簡単に書きます。(3月13日)
断片的なことは、ルートマップの各ウエイポイントに掲載しています。
○高幡不動尊を出てからは、ずっと平坦な道。多摩動物公園駅の前を通って、多摩テックの方へ。
この辺から、足が痛くなってきました。まだ30kmも走っていないのに。
痛いけど、ペダルをこげないわけではないのですが。
○多摩テックを過ぎた先の道。車も無く、とっても走りやすい道でした。感動するくらい。
○インターネットの写真で見た尾根幹はきれいで走りやすそうだったのでいつか走ってみたいと思っていましたが、本当に走りやすかった。路側帯がちゃんとあって舗装もきれい。ずーっとまっすぐだから。
○さすがに尾根幹にはローディが多かった。男女ペアのサイクリストも何組かいてうらやましかった。
○多摩東公園を右折してグルリと回って行く道は、チャリナビがなければわからなかったでしょう。地図だけだと、きっと多摩東公園の信号を左折していたでしょうから。
○稲城台病院入口からずっと坂を上って行った先に、連光寺というバス停がありました。この地名は、オムアリさんのブログで何度も見たような気がします。とても見晴らしのいい高台に出ました。更に進むと、長い長い下り坂。SAKABAKAさんたちは、きっとこの坂を上るのが好きなのでしょうね。
○大丸交差点に着いたところで、帰ります。
鶴川街道を走って帰ります。
途中おなかが空いたけど、家に帰ってから美味しいものを食べようと、しばらくがまん。
でも、やっぱりお腹空いた〜。だけど食べ物を買う店も食べるところも無い。
と、川。三沢川というらしい。信号で止まるの面倒くさいから川沿いに走ってみよう。
途中、道路を渡るとき、右手にコンビニが見えたので、食べ物を調達。川沿いを走っていればそのうちベンチか東屋みたいのがあるだろうと期待して。
なのに、まもなく川は行き止まり。鶴川街道に出ます。あ〜、また当分食べる場所がな〜い。
お腹すいた〜。足が痛〜い。
と、左手に川発見。横道に入ってみました。するとまもなく行き止まり。
誰も居ないし、誰にも見られそうにないので、ここでお昼にします。
地べたにすわって、フェンスの支柱に寄りかかります。その途端、左足の指がつったぁ!
手を施してすぐ治りましたが、今日は足がおかしい。
最初は食欲なかったのに、やっぱりお腹が空いた勢いで、パンを2個、ペロリと食べてしまいました。
その後の鶴川街道長かった。
だって、足が痛いんだもん。 |
|
|
|
激坂と私 |
|
もともと私はSAKABAKAではないので、激坂を無理して上ることはありませんでした。
ヤビツ峠、土山峠、大垂水峠、山伏峠の程度の坂なら長くても押さずに上れます。
でも、湘南平、相模野CC、暁町、百草園、大崎公園の激坂は、私には無理です。湘南平は、カメラがかごから落ちなければ上りきれたような気もしますが。
ただ、思うのは、私は本当に無理だったか。本当に全力を尽くしたか。
ひとりサイクリングのときは、何かあったら誰にも助けてもらえないと思うから無茶ができない。暁町に行ったときはひとりでなかったけど、それもまた何かあって人に迷惑をかけてはいけない、と思うから無茶ができない。
それで、いつも結構頑張るけど、最後の最後までは頑張れないのです。
ただ一度、相模野CCでは無理しました。
ノールさんにあそこの坂上ってみてよ、とリクエストされ、行ってみたけど、最初からすぐギブアップ。
SAKABAKAさんは、最初から最後までいくつもの坂を足着きなしで上りきるものなのですが、私は、急勾配に当たる度足を着いていました。ただ、足着きは仕方ないとしても、絶対押して歩くことだけはするまいという意地がありました。
そうしながら、相模野CCの激坂に挑んでいたとき、壁にぶつかるたびに足を着いている自分が悔しくて、1回だけ、手が痺れ足が痺れたにもかかわらず、踏ん張りました。
あの時だけは頑張りました。頑張ったら、そこは超えられたんです。あのときの感動は今でも忘れない。SAKABAKAに比べたら低レベルの満足ですが、こらえたら越えられるんだ、と実感したのでした。
でも、後にも先にもそのときだけです。後先考えずに無理したのは。
だから百草園の激坂で足を着いた後、本当に無理だったのかなあ、もっと頑張れたんじゃないかなあ、と思い、もう1回上ろうか、とも思ったのですが、やっぱり何かあるとこわいので(それほど私には限界に近いことです)、無理するのはやめて帰ってのでした。
|
|
|
 |